ハチ類

ハチ類

人への刺傷被害として問題となるハチ類には、主にスズメバチ類、アシナガバチ類が知られています。これらのハチに刺されると、激しい痛みや腫れたりするだけでなく、アレルギー体質の人であればアナフィラキシーショック(発熱、意識障害、呼吸困難などの症状)により死亡することもあります。刺された場合は速やかに医師の診察を受けてください。

『もしも刺された場合は…』

傷口部から毒液を絞り出して流水で洗い流し、虫刺され薬(用量・用法のとおり)を塗ってください。このような応急的な処置を行った後、できるだけ速やかに医師の診察を受けてください。アンモニア水には治療効果はありませんのでご注意ください。

人への刺傷被害問題のある代表的なハチ類「スズメバチ類」


キイロスズメバチ

キイロスズメバチ

◎体長 21~28mm
◎営巣場所 樹枝、軒先、壁間など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)
コガタスズメバチ

コガタスズメバチ

◎体長 23~30mm
◎営巣場所 庭木、生垣、軒先など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)

オオスズメバチ

◎体長 37~44mm
◎営巣場所 土中、樹洞など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)

人への刺傷被害問題のある代表的なハチ類「アシナガバチ類」


キアシナガバチ

キアシナガバチ

◎体長 21~26mm
◎営巣場所 人家の軒、木の枝、岩陰など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)

フタモンアシナガバチ

◎体長 14~18mm
◎営巣場所 木の枝、軒先など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)
セグロアシナガバチ

セグロアシナガバチ

◎体長 21~26mm
◎営巣場所 人家の軒、人家付近など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)

ハチ類の被害

ハチ類の被害

ハチ類の予防

・営巣場所には近づかない
・営巣の周囲で騒がない
・「カチカチ」と威嚇音を出したらそっと立ち去る

ハチ類の防除

・専門駆除業者に依頼する


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