人への刺傷被害として問題となるハチ類には、主にスズメバチ類、アシナガバチ類が知られています。これらのハチに刺されると、激しい痛みや腫れたりするだけでなく、アレルギー体質の人であればアナフィラキシーショック(発熱、意識障害、呼吸困難などの症状)により死亡することもあります。刺された場合は速やかに医師の診察を受けてください。
『もしも刺された場合は…』
傷口部から毒液を絞り出して流水で洗い流し、虫刺され薬(用量・用法のとおり)を塗ってください。このような応急的な処置を行った後、できるだけ速やかに医師の診察を受けてください。アンモニア水には治療効果はありませんのでご注意ください。
人への刺傷被害問題のある代表的なハチ類「スズメバチ類」
キイロスズメバチ
◎営巣場所 樹枝、軒先、壁間など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)
コガタスズメバチ
◎営巣場所 庭木、生垣、軒先など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)
オオスズメバチ
◎営巣場所 土中、樹洞など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)
人への刺傷被害問題のある代表的なハチ類「アシナガバチ類」
キアシナガバチ
◎営巣場所 人家の軒、木の枝、岩陰など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)
フタモンアシナガバチ
◎営巣場所 木の枝、軒先など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)
セグロアシナガバチ
◎営巣場所 人家の軒、人家付近など
◎活動期(ピーク期)4月~11月(9~10月)
ハチ類の被害
ハチ類の被害
ハチ類の予防
・営巣場所には近づかない
・営巣の周囲で騒がない
・「カチカチ」と威嚇音を出したらそっと立ち去る
ハチ類の防除
・専門駆除業者に依頼する